看護師の資格を持っていれば取得できる資格として「助産師」があります。

助産師とは、厚生労働大臣の免許を受けて助産または妊婦・じょく婦、もしくは新生児の保健指導を行う方の事で、現在は女性しか資格を取得する事はできません。
看護大学や助産師養成校で所定の教育を受けた後、国家試験に合格した方の事をいいます。

助産師になるには助産師国家試験に合格しなければなりません。
助産師国家試験は誰でも受験できるわけではなく、看護師国家試験に合格し、以下の条件を満たしている方に限られます。

1:文部科学大臣の指定した学校において、6ヶ月以上助産に関する学科を修了
2:厚生労働大臣の指定した助産師養成所を卒業
3:外国の助産師学校を卒業した者、または外国において助産師免許を取得した者で、厚生労働大臣が1または2と同等以上の知識・技能を有すると認めた方

具体的には以下の学校に入学し、卒業することで助産師国家試験の受験資格を得る事が出来ます。

◎看護系大学(助産師になるための学科を専攻していた場合)
◎看護師と助産師の統合カリキュラム校
◎短期大学の専攻科
◎専門学校などの助産師養成課程や養成学校

例外として、看護系大学や統合カリキュラム校で看護師と助産師学科を専攻していた場合、卒業と同時に看護師と助産師の受験資格を同時に得る事ができます。

助産師国家試験は毎年1回、2月下旬に行われ、3月下旬に合格発表が行われます。

2007年(平成19年)の助産師国家試験は

・申込期間:「平成18年11月28日~12月19日」
・試験日:平成19年2月22日(木曜日)
・合格発表:平成19年3月27日(火曜日)

の日程で行われました。

助産師国家試験は主要都市で行われます。
試験地は毎年変わる可能性がありますので、受験する際は場所を前もって確認しておくよう注意しましょう。

助産師の仕事内容としては、正常分娩の助産・出産の介助・妊婦診断・妊婦、新生児のケア・保健指導・各種相談などが主な仕事内容となります。
具体的には以下のように妊娠・出産に関する事を全て賄う事になります。

・正常分娩の助産
・保健指導(性教育・思春期相談・月経に関する相談・不妊相談・育児相談・更年期相談など)
・妊娠診断
・妊婦への保健指導
・ハイリスク妊婦のスクリ-ニング
・分娩開始の診断、分娩経過の管理、分娩介助
・産褥経過、新生児期の管理
・乳幼児の健康診査
・母親、父親への援助
・家庭訪問

助産師の方が勤務できる職場としては、以下のような場所があります。

・病院(産科病棟)
・産婦人科の診療所
・保健所
・家庭
・各市町村の母子保健センター

また、助産師は医療法で開業権が認められており、個人で助産院を開業して分娩介助することも可能となっています。